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投資 医療 読書日記 日々の考えのまとめ

グレアム 証券分析

 

投資 と 投機 の違い

 

投資 は 既得の権益(資産やこれまでの価値)

投機 は 将来の利益

 

価値 は時代によって変わる

PER30が高いか安いかは時代が決める

みなが買っているものを買う 時代 投機の時代

大衆的な投機ブームは非合理と非現実的な雰囲気のなかでしか盛り上がらないものである。そして大衆投機家の自己欺瞞がそれを正当化するのである。

現在は上記のような状態ではないだろうか。

 

収益トレンドがその方向に向かうかどうかは時代が決める。収益トレンドと株価を結びつける論理的根拠は何もない。

株式投資の中心となるのは時価。投資基準に満たない水準までの下落や価値を正当化できない水準への上昇があれば迷わず売却すること。

安きを買い 高きを売る のだが、高い安いは常に相対的なものである。

悲観の安値圏で買い、楽観が優勢になったところで売却する。

 

特によく分かるのが

「新しい時代の特徴のひとつは、以前は投資適格ランクにあった銘柄を投機的な銘柄にしたことである」

とても1920から30年代のことを書いているとは思えず、現在にもぴったり。